【市況総括】8/5〜日経小幅反発144円高/楽天は5G独輸出が好感で8%上昇/7月4週は現物先物合計で海外が買い越し〜

市況News

 8月5日の日経平均株価は144円高の27,728円で取引終了。出だしは27500円台と弱いスタートながらその後9:30頃に最高値となる27,741円を付けました。以降は小さい値動き。一方の新興市場はマザーズもJASDAQも弱い展開でした。主要指標は以下のとおり。

日経平均 27,782.12+144.04 ▲0.52%
TOPIX1,928.98+7.55▲0.39%
マザーズ指数1,062.91 -8.31 ▼0.78%
JASDAQ平均3,918.93-16.24▼0.41%
東証REIT指数2184.60+35.77▲0.42%
東証1部出来高9億5527万株
東証1部売買代金2兆2065億円
マザーズ売買代金959億円
                 出典:JPX他

市況感想

 日経平均は上昇したもののセクター別はまちまちで33業種中、上昇したのは18業種。勢いの止まらない海運株が今日も上昇率トップで、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>は連日の爆上げ。また東証二部の玉井商船<9127>がS高の150円高。玉井商船は別に材料出てないんですけどね。上げた理由が正直わかりませんが、海運が好調なので連れ高ということでしょう。あと楽天がドイツへの5G輸出の関係で大きく上昇。これは報道でも取り上げられていました。取引先のドイツ企業も同国4位ということで楽天と同じくシェア拡大を狙う立場の企業です。

 ちなみに下落率トップはパルプ・紙がー1.7%で、建設業、空運業と続きました。まあ大きな下落には至っていません。大王製紙<3880>や王子HD<3861>、五洋建設<1893>、大成建設<1801>などが軟調。建設業は大手が結構キツい下げとなりました。建設は減益着地などが多かった事が要因でしょう。レジャー関連もキツくJALやANAも揃って下落。ANAはついに2500円台を割り込みましたが、もう少し下がったらまた参入を考えたいところです。

 新興市場はもうここ最近見るのも嫌になってきますが、新型コロナのデルタ株拡大で医療酸素が注目され、星医療酸器<7634>がストップ高。ここの株は前に持ってたけど、かれこれ一年ほとんど株価が動かない退屈な銘柄だったので売ってしまいました。今日ストップ高といってもあまり後悔はないです笑。あとは理由がよくわかりませんがマクアケ<4479>が9%近い上昇です。マザーズ指数は今日もマイナスで、私の保有銘柄は今日も下落。長い間持っているアライドアーキテクツ<6081>がついに700円台に下がってちょっと悲しい。。。。

主体別売買動向

 さて、今日は木曜日ということで投資部門別売買状況の発表がありました。現物の状況は以下のとおり。

海外個人投資信託事業法人信託銀行日経平均
7月4週-579+498+380+220+17▼264円
                          出典:JP

 海外は現物が579億円の売越し。ただし先物では617億円分買ってますので合計では海外投資家は5週ぶりにちょっぴり買い越し。個人も買い。信託はちょっぴりプラス。ただ全体的にあまり買いと売りに大きな差がなかったなーというのが印象です。

 さて、いよいろ明日は米国で7月雇用統計の発表があります。市場よりも為替と最近1.2%と低水準で動く米国長期金利への影響に注目です。

 それでは!

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