7月26日の日経平均株価は285円高の27,833円で取引終了。取引開始直後は28,000円台に付ける場面がありましたが、その後はいつもの上値が重い展開となり、引け直後に買いが入ったものの28,000円には乗せられず。。。マザーズは上昇弱し。主要指標は以下のとおり。
日経平均 | 27,833.29 | +285.29 | ▲1.0% | |
TOPIX | 1,925.62 | +21.21 | ▲1.1% | |
マザーズ指数 | 1,142.04 | +4.05 | ▲0.4% | |
JASDAQ平均 | 3,984.96 | +22.67 | ▲0.6% | |
東証REIT指数 | 2137.16 | -7.92 | ▼0.4% | |
東証1部出来高 | 9億6680万株 | |||
東証1部売買代金 | 2兆2492億円 | |||
マザーズ売買代金 | 1089億円 |
市況感想
本日の市場は大方の予想どおりNY市場を受けて、全面高の展開。33業種中31業種が上昇し、上昇率トップは鉄鋼、続いて繊維、海運業が上昇するという展開でした。最近弱さが目立つファーストリテイリングが日経平均株価への寄与度トップで一銘柄で24円のプラス。一方でソフトバンクグループについては、報道で中国配車アプリへの出資に含み損が40億ドル程度発生していることが伝えられて嫌気し、155円安の7106円と年初来安値更新。7000円台も怪しい水準となってきました。
ソフトバンクGは、一時は1万円台を超えていましたが、ホルダーとしてはなかなか厳しい状態ですね。ソフトバンクGの浮上のきっかけとなりそうなのは、8月10日に控える1Q決算ですが、同社の性格が出資ファンドに近いことから、米国や中国の株価に連動していることを考えると、どうなるかなーという感じです。米国は好調ですが、本日は中国市場も軟調でした。上海総合は82.96pt安の3,467PTと2%超の下げでしたが、特筆すべきは香港市場でこちらは1,117安と4%超えの下落。アジア全体的に厳しい1日でした。
またマザーズ市場も反発が弱く、一足先にサマーバケーションモードなのか、商いが乏しくギリギリ1000億円台の商い。個別では直近で上場したばかりのラキールやコラントッテに買いが入りましたが、全体的には弱かったです。
26日の決算で注目度が高かった企業の一つが中外製薬<4519>だったと思いますが、引け後に出た4−6月期決算発表では売り上げ高が前年同期比6%増、純利益が同15%とまずまずの数字でした。通期の予想は据え置きです。
この他、個人的に嬉しかったのはコーエーテクモHD<3635>の決算発表で、中間期の予想が160億円から210億円に拡大。純利益は2倍となかなか素晴らしい数字でした。ゲーム好きの筆者にはとても嬉しいです。中国市場が相手ということもあり、まだまだ期待できますねー
さて、26日は主体別売買動向の発表がありました。先週に連休を挟んだこともありイレギュラーなタイミングですが7月12日の週についての発表ですね。海外は現物ベースでは1101億円の買い越しですが、先物分と合わせると850億円ほどの売り越しでした。しばらく海外の売りが続いていますね。。。。個人も2175億円の売越しでした。
さて、27日は米国のFOMCが始まる他、大手IT企業の決算が続きます。日本では信越化学が一番の注目決算でしょうか。それでは!
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