【市況総括】5/18〜株価小幅反発/トヨタ上場来高値更新/GDP1-3月速報値マイナス〜

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 5月18日の株式市場は前日までの大きな下げを受けて、押し目買いなどが入り、自律的な反発。一旦は下げ止まりを期待した買いが入り、日経平均株価は582円高の28,406円で取引を終えました。

日経平均 28,406.84+582.01▲2.09%
TOPIX1,907.74+28.88▲1.54%
マザーズ指数1,069.50+26.68▲2.56%
JASDAQ平均3,801.44+21.92▲0.58%
東証REIT指数2044.67+13.30▲0.65%
東証1部出来高12億3150万株
東証1部売買代金2兆7535億円
出典:JPX他

 商い水準は東証第一部売買代金は約2兆7千億円程度で、決算発表が一段落した段階であることを考えるとボチボチでした。セクター毎に見ると、個別セクターで買われたor売られたというものはなく、全体的に相場を押し上げ上昇率トップは鉄鋼で3.4%上昇でした。

 日経平均では値嵩株含めてが買われ、ファストリ、ソフトバンクG、リクルートHD、KDDI、ファナックなどが上昇。最近下げていたエムスリーも反発しました。逆に昨日決算発表した日清粉G<2002>が逆行安で4.0%マイナス。日清粉Gはここ最近下げが続いていますが、今日で長い下ヒゲを付けた陰線が出たので、そろそろ反発してくるのかと期待します。それにしても今期予想が少し弱いですねえ。。。

 あと注目されていたトヨタ自動車ですが、ついに上々来高値を更新。6年ぶりだそうです。自己株買いも予定されてますが、8800円を超えてきました。今期予想もなかなかいい数字ですから、今後株価1万円到達を期待したいです。時価総額30兆円も射程圏内ですね。

 マザーズ市場は、今日ようやく大きく反発しました。2%超えの上昇は4月1日以来のようです。昨日21年12月期1Qの決算発表を行なったGNI<2160>が約18%上昇とマザーズを牽引しました。ただマザーズ市場の下げ止まったかはもう少し慎重にみたいと思います。とりあえずマザーズ指数は1000ポイントが一つの節目でしょう。ちなみに先日取り上げたアライドアーキテクツ<6081>は更にあげて年初来高値を更新。応援している身としては嬉しいものです。

 さて、本日は内閣府から1〜3月期のGDP速報値が発表されました。緊急事態宣言の再発令の影響で、もともとマイナスになるのは想定内。前期比1.3%減、年率5.1%減という数値でした。個人消費は3四半期ぶりのマイナスのようです。各国の成長率と比べてもかなり見劣りしますね。

 今日も日本市場は相場に大きく影響するニュースはないですが、今夜は米国で4月の住宅着工件数が公表予定です。予想値は171万戸程度ですね。需要増の影響で、日本の住宅や家具の原料価格にも影響が出ていますから、それなりに強い数字が出ると思いますが、予想値とどれだけ乖離するかに注目です。

 それでは!

 

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