8月6日の日経平均株価は91円高の27,820円で取引終了。週間ベースでは536円高となり、週の上昇としては5月の最終週以来の上昇幅となりました。悲しいですがマザーズは一週間で20ポイント,1.9%の下落で5週連続の下落となりました。さて,本日の主要指標は以下の通りです。
日経平均 | 27,820.04 | +91.92 | ▲0.33% | |
TOPIX | 1,929.34 | +0.36 | ▲0.02% | |
マザーズ指数 | 1,064.74 | +1.83 | ▲0.17% | |
JASDAQ平均 | 3,902.43 | -16.50 | ▼0.42% | |
東証REIT指数 | 2151.28 | -33.32 | ▼1.53% | |
東証1部出来高 | 9億9269万株 | |||
東証1部売買代金 | 2兆4316億円 | |||
マザーズ売買代金 | 1063億円 |
市況感想
昨日のNY市場が主要3指数(ダウ、ナスダック、S&P)がいずれも良かったとはいえ、日経はいつものごとくダメだろうなーと思っていたのですが、そこまで下げませんでした。先物が上がっていたので出足も悪くない展開。ここ最近の”しばり”?なのか、朝方で1日の最高値をつける展開は変わりませんが、9時過ぎに27,888円を付けた後は小さなレンジでの推移でした。
セクター別では上昇15、下落18と均衡。この1週間かなり過熱感のあった海運株は一服。川崎汽船<9107>は4%下落、郵船<9104>と商船三井は<9104>はほとんど値動きなしでした。
今週の日経平均は下がると思っていたのですが、筆者の予想に反して値上がりしてまして、大きな要因は値嵩株の下落が一服したことがあるでしょう。ソフトバンクG<9984>は、週間の下落が67円(1.0%)に留まり終値は6770円。ファーストリテイリング<9983>は、週間で600円(0.8%)の下落と、直近の週と比較して落ち着きました。その次に寄与度の高い東京エレクトロン<8035>は週間90円安(0.2%)と、こちらもボチボチでした。日経平均が上がった一方でTOPIXは微妙だったので、NT倍率が少し上昇してきたようです。TOPIX寄与度トップのトヨタ自動車<7203>は先日の決算発表後の値動きが微妙で、本日も1万円にタッチすることができず。9月の株式分割まであと少しですが、また1万円をトライしたいところです。
マザーズは、、、、もう最近新興市場弱すぎて語るのも面倒になってきました。ジャスダックでは私の大好きなシンバイオ<4582>は本日S安。2000円で推移していた株が2日連続400円安はキツいです。。。。決算そんなに悪くないと思うんだけどなあ。あとは材料後ということで、上方修正を先日出したAppier<4180>が21%上昇。なかなか顧客の獲得がうまくいっているよう。
私の保有株は今日は少し上がったけど、一週間で250万円くらいマイナスになったなぁ。
夏のボーナスが8.27%下落
8月5日に経団連が発表した2021年夏季賞与の大手企業妥結結果によると(※東証一部18業種159社の回答です)、今年のボーナス平均は82万6647円で、全体平均8.27%の下落とのこと。うーん、うちの夫の給料よく知らないんだよねー笑。多分こんなにもらってはいないと思うのだが。。
さて経団連の資料によれば、プラスとマイナスの上位3つは以下のとおり。
プラス | マイナス | ||
セメント | 4.3% | 鉄道 | ▲23.7% |
食品 | 3.5% | 建設 | ▲12.2% |
非鉄・金属 | 2.2% | 自動車 | ▲10.1% |
鉄道はキツイですね。変異株のせいで、思ったほど鉄道需要が戻っていないことも一因なんでしょうか。。。。続々発表される4−6月期の好決算があまり賃金に反映されていなくて残念です。なんとかして欲しいものです。。。。。
さて、さっき7月の米国雇用統計が発表されました。予想を上まわって非農業部門雇用社数が前月比94万3千人の増加。なかなか強いですね。失業率も少し下がって5.4%。米国市場の好調さが窺えます。まあまだ回復期であって拡大期、というには時期尚早な感じはしますが、FRBの動きとしては今月のジャクソンホールに注目です。今月はFOMC開かれないですからね。
それでは今日はこの辺で。月曜日は振替休日ですが良い週末を。
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