【市況総括】7/13〜日経は続伸149円高/今晩米国6月CPI発表/Enjin好決算〜

市況News

 7月13日の日経平均株価は149円高となる28,718円で取引を終了。前場は10時頃で本日高値となる28,852円に到達しましたが、その後は後場に入って上げ幅を縮小しました。マザーズ指数は3日ぶりの反落でした。主要指標は以下のとおりです。

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市況感想

 昨日のブログでは、本日13日の日経平均株価は反動で下がると言いましたが、米国市場が好調だったので、続伸しました。とはいえ、本日のチャートは小さいですが上髭をつけての取引終了でしたので、力の弱さが垣間見えます。ということで明日は下落を予想します。

 それはさておき本日は、セクター別で33業種中29業種が上昇と昨日に続きほぼほぼ全面高でした。上昇率トップは確か昨日に続きですが、鉱業となり、INPEX<1605>、住石HD<1514>、石油資源<1662>などが上昇。下落トップはここ数日弱い陸運で鉄道株が全体的に下げました。東急<9005>、京急<9006>、小田急<9007>、京王<9008>、相鉄<9003>、西武HD<9024>など、小幅ではありますが揃って下げています。

 あとマザーズ指数がちょっと弱いなー。。。。最近私のマザーズ株は不調気味です。本日は5.78ポイント安。調子が良いのは先日上場したベイシス<4068>で今日はストップ高。とはいえ、材料は出ていないはずなので、上場後の好調な商いということなのでしょう。ちなみに私が上場後で参入したワンダープラネット<4199>はいつ見限ろうか迷っていますが、気づいたらもう明日14日が第3四半期決算です。平均4600円くらいなので、いつ救出できるのか。新作発表を期待してもう少し持つべきか、、、、悩む。。。

 さて、気づけばオリンピックの開会式(7月23日)まで、残り10日間。正直あまり盛り上がってなくて、日本時間今朝にやったMLBホームランダービーの盛り上がりと対照的ですね(スタジアムは満席でみんなマスクなし!羨ましい)。関係省庁はコロナ対策やら、IOCや各国要人の訪日で準備が忙しいのでしょうが、日本の世論的には結構微妙ですね。うまくいかなかったら9月の総選挙で政権交代シナリオも、という感じなのでしょうか。

 我々投資家としてはオリンピック・パラリンピックが株式市場に与える観点からが注目ですが、箱もの系は既に設置済みということで経済効果が織り込まれており、インバウンド効果はほぼないので、あとは大会期間中の影響についての物色探しが先月くらいから始まっているのかと思います。とはいえ、普通の人間(+一般的な報道)が思いつく銘柄といえば、TVを中心とした家電や、巣ごもり需要からの宅配等の一部飲食、飲食、スポーツ銘柄あたりなんでしょう。予測が難しいので、オリンピック関連の銘柄物色は特にせず筆者は様子見状況です。。。。

TDnet

 ここ最近のTdNetを見ていると各社が来年の市場再編に伴ってどこの市場に該当するかの発表が目につきますね。さて、今日気になったものは以下のとおり。

  • トランスジェニック<2342>:22年3月期上方修正。経常利益11億円→16億円へ。新型コロナに関する検査受託件数が想定を上回り、臨床試験の受注も好調。来月発表の来期予想も期待していいでしょうか???
  • Enjin<7370>:21年5月期経常利益が95%増。来期も同54%増の9.3億円と強気予想。今日は6%超え上昇ですが、明日も期待できますねー。
  • カネコ種苗<1376>:21年5月期は前年比で売上高4.5%増・経常9.4%で着地。来期の経常予想17億円と3.7%減益予想。弱いなー。好きな銘柄なんですが期待外れ。あ、期待も別にそんなしてなかった汗。明日は同業サカタのタネが決算ですが、どうなるか。。。
  • ミロク情報サービス<9928>:22年3月期を上方修正。純利益を23.8億円→38.1億円に。好きな会社なのでオっと思ったのですが、持株会社pringの株式譲渡に関する特益によるもの。。。ということで、あまり影響なさそう。。。逆に貴重な持分を譲渡してしまった、、、のかも><

米国:6月消費者物価指数(CPI)

 さて、テーパリングや利上げの関係で注目したい6月の米国消費者物価指数CPIですが、本日米国労働統計局が発表予定です。直近3ヶ月の統計は以下のとおりです。

消費者物価指数コア指数前月比
3月2.6%1.6%0.6%
4月4.2%3.0%0.8%
5月5.0%3.8%0.6%
     ※コア指数は食料品&エネルギー除く

 市場が揺れ動いたのは特に4月のCPI発表時だった記憶がありますが、5月の時点は前年同期比5.0%と強い数字で引き続きインフレ懸念が継続しています。とはいえ、報じられているように昨年は新型コロナの影響で発射台が低い事を考えると高い数値が出ると予想され、筆者的には特に前月比の数字が気になります。特に昨今の半導体不足の影響もあってか、引き続き中古車市場が活況なので、コア指数の「財」のうち、中古車は今回も強い数値が出るでしょう。

 発表後の株価への影響は限定的ではあると思いますし、FRBもインフレは一時的とのメッセージを送り続けていますから、よほど驚く数字ではない限り問題ないと思いますが、発表後の専門家の見解を見てみたいと思います。

 全然話は変わりますが、大谷選手はホームランダービーのトーナメント初戦でソト選手に敗れてしまいました。残念ですねー。明日は先発で登場するということで怪我なく活躍してくれることを楽しみにしています!

 それでは。

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