【市況総括】7/8〜日経248円安/コラントッテ上場/また緊急事態宣言〜

市況News

 7月8日の日経平均株価は248円安の28,118円で取引終了。東京では、またまた緊急事態宣言(12日〜)ということで、良い材料に乏しいですねー。売買代金で見ると2兆5千億円を奪還したものの、報道にあるとおり今週はETFの決算が集中しているということで、分配金のための換金売りで、需給を悪化させたというのもあるのでしょうか。本日で約2000億円、明日で6000億円分の売りと一部では報じていました。さて、本日の主要指標は以下のとおりです。

 セクター別騰落ですが、33業種中、機械を除き32業種で値下がりとなりました。値下がり上位は鉱業、その他製品(任天堂など)、空運業と続きました。12日から東京では4回目の緊急事態宣言発令ということで、アフターコロナ銘柄として期待されていたものは、結構下げていますね。オリエンタルランド<4661>、ANA<9202>、鳥貴族<3193>などなど。とはいえ、別にキツい下げでもありませんし、逆にラウンドワン<4680>など、ダメージを受けそうな銘柄でも上昇しているところもありました。

 一方のマザーズ指数ですが、4日連続で下落。筆者が多く保有しているアライドアーキテクツ<6081>も、下げました。とはいえ下ヒゲが長く出たので、下げ止まりを期待したいところですが、日足チャート見ると850円くらいまで一時的に下げてもおかしくなさそうです。

 本日上場したコラントッテ<7792>は公開価格から20%ちょいの初値をつけました。まあこの地合いなので合格点でしょう(偉そう笑)。その後は値を上げていき、ストップ高の1685円で初日を終えました。上場おめでとうございます。ちなみに今週上々したということで上々仲間銘柄のBCC<7376>も今日はストップ高700円値上がりの4195円で取引終了。と、まあ個別で見るとまちまちですが、マザーズ指数は25日線をぐっと割り込んでしまっています。ワクチンは進んでいますが、海外からの評価は低いんでしょうね。

 さて、27日は米国のFOMCが始まる他、大手IT企業の決算が続きます。日本では信越化学が一番の注目決算でしょうか。それでは!

海外個人投資信託事業法人信託銀行日経平均
6月5週-2734+1609+877+209+1577▼282円
                          出典:JP

 また大阪証券所が発表した先物分と合わせると、海外投資家の売越し額が5808億円となりました。個人は押し目で買い増しているようですが、やはり海外投資家が日本株から他の国の市場に資金を投入しているのが伺えますね。オリンピックも盛り上がらなさそうだし、どうなるんでしょうか。。。。

 明日も引き続きETF関連の換金売りが想定されているとかで、日経平均は28000円台を維持できるのか注目です。ちなみに日経先物(大阪)は既に400円くらい下げて、現在27750円ほどとなっています。気が重いですね。それではまた明日!

コメント

タイトルとURLをコピーしました