政治・経済

日経平均は３日連続の上昇だが、一時３００円高に到達したあとは元気なく、一瞬マイ転も。注目のソフトバンクG決算は前年同期比の反動が大きく売上・経常は伸びたものの、純利益は昨年同期比３９％減。筆者的には微妙な数字で明日は下落を予想。

日経平均株価は９１円高。今週はソフトバンクGやファストリといった値嵩株が少し落ち着いた事で下落基調は一旦おやすみ。本日の米国雇用統計は94.3万人の増加。サービス業への雇用回復が堅調。

８月５日の日経平均は１４４円高と小さく反発。海運が引っ張る展開が継続で海運大手３社が好調。楽天は独への５G輸出が好感され大幅上昇。本日発表の主体別売買動向では海外投資家が現物５７９億円売越し、先物は６１７億円の買い越しで、わずかながら５週ぶりに現物先物合計が買い越しに転じる。

８月４日の日経平均は５７円の下落。注目のトヨタ自動車は数字はまずまずだったものの決算直後下落（ちょっと持ち直した）。ダイキンが前日の好決算と上方修正を受け好調。マザーズは死にかけでメルカリが奮闘するも時価総額の大きい銘柄が売られる。

全体的に弱い１日となり、３３業種中で上昇したのは連日強い海運を含めた５業種のみ。東証一部の値上がり５３３銘柄、値下がり１５８７銘柄。中国当局の規制を受けて任天堂、カプコン、コーエーテクモなどが下落。三井物産や丸紅が好決算。

先週金曜日とは真逆の全面高となり、一部市場は東証一部は1848銘柄が上昇、301銘柄が下落と８割以上の上昇となりました。セクター別でトップ上昇率となり市場を引っ張ったのは海運株で、日本郵船＜９１０１＞、商船三井＜９１０４＞、川崎汽船＜９１０７＞がいずれも１０％超えに迫るかという上昇っぷり。

先週の日経平均株価は週次ベースでは264円の下落。出だしは良かったものの新型コロナの拡大、政権支持率の低下傾向、日本経済の先行き不安で売りが大勢。７月第３週は主体別売買動向で海外投資家が大きく売り越していましたが、その流れはまだ止まらない可能性あり。今週も申し訳ないが日本株には期待できなさそう。

７月３０日の日経平均株価の終値は、４９８円安の27,239円で、今年１月に付けた安値を更新し、浮上の兆しが一向に見えません。新型コロナの感染再拡大に伴う東京近辺の緊急事態宣言の再発令もありましたし、IMFが出した経済見通しでG7唯一のGDP成長率の下方修正など微妙な展開。。。

7月29日の日経平均株価は反発して200円高の27,782円で取引終了。売買代金が2兆5000億円を超えてボチボチ活発な展開。昨日のナスダック高が好感されマザーズ指数は、日経平均よりも強い上昇。村田製作所、ファナック、HOYAなどが上方修正・好決算で精密機器メーカー系が好調な１日。

７月２８日の日経平均株価は３８８円安の27,581円で取引終了。昨日の軟調なNY市場の展開、日本の新型コロナウイルスの感染拡大（特にデルタ株）、中国当局による市場への影響など、マイナス材料はいくつか思いつきますが、昨晩の先物で日本株は結構...