【市況感想】7/29-日経反発200円高/村田製作所・ファナック上方修正/主体別動向で海外投資家6511億円売越し-

市況News

 7月29日の日経平均株価は反発して200円高の27,782円で取引終了売買代金が2兆5000億円を超えてボチボチ活発な展開。昨日ナスダックだけが上昇したのが好感されたのかマザーズ指数は、日経平均よりも強い上昇でした。

日経平均 27,782.42+200.76▲0.7%
TOPIX1,927.43+7.78▲0.4%
マザーズ指数1,114.67+17.37▲1.6%
JASDAQ平均3,979.80+22.91▲0.6%
東証REIT指数2170.13-10.94▼0.5%
東証1部出来高10億6971万株
東証1部売買代金2兆5790億円
マザーズ売買代金1366億円
出典:JPX他

 

 市況感想

 本日の株式市場は高安マチマチの展開ながら、少し買いが優勢だった展開。業種別では値上がり18業種、値下がり15業種。東証一部の銘柄別では上昇が1287、下落が821でした。

 前場でソフトバンクグループ<9984>が、滴滴の損失補填のためにウーバー株を4500万株売りに出される旨が報じられ微妙な展開でしたが、一方で中国当局が中国企業に海外上場につき認めていく方針について報じたことが好感されたのか、後場は回復。なんとか7000円台を回復して一旦下げ止まり?の感じです。ということで、今日の日経上昇にはソフトバンクGが一役買った印象。

 もうそろそろ参入するか迷うなあ>< ちなみにファーストリテイリング<9983>も小幅に上昇しており、なんだかんだソフトバンクとファーストリテイリングが上がると日経も落ち着くなーと思った1日でした。

 ちなみに商いが久しぶりに活発だった日となりましたが、売買代金でトップはソフトバンクGで928億円、続いてレーザーテック575億円でしたが、昨日通期黒字転換に上方修正した日産自動車<7201>が6%弱上昇し、今日の売買代金ランキング7位の399億円と大健闘でした。まあ、インパクトでかいですよねー。。。。

 そして筆者的に嬉しかったのは久しぶりにマザーズ指数も好調だったこと。割と市況の注目の高い銘柄は下げが多い印象で、アンジェス<4563>、マクアケ<4479>など下落した他、直近IPOのコラントッテ<7792>や、昨日上場したブレインズテクノロジー<4075>は大きく下落してます。ブレインズはVCの保有もそこそこ有るのでなんかすぐに売り抜けている気が。。。。PERとPBRだけ見ると異様に高いですしね(新興市場の企業にPERが高いだの、私はあまり気にしないけど)。

主体別売買動向

 今日は先週の主体別売買動向の発表がありました。先週といっても連休があったせいで7/19-21のたった三日間。おまけに結構下げた一週間なので、統計見なくても(特に海外は)売越しなんだろうと思いますが、現物ベースで見ると、海外勢が3133億円の売越し。結構デカい!あと先物も売り越しで、3377億円。現物と先物で6500億円くらい売ってますねー。個人は買い越しですし、他の投信、信託、事法も買ってますね。反転の兆しが出てきて欲しいところですが。

 さて今日は今朝方パウエルFRB議長の会見内容のニュースを見ましたが、まあ市場の受け止めは想定通りということで特に驚きはなく一安心。8月はFOMCがないのですが、ジャクソンホールがあるので、まあそれまでは波乱はないと思ってます。

 日本国内では相変わらず続々と決算発表があり、筆者的によかったのは村田製作所<6981>の上方修正(営業利益16%増)とザラ場で発表のあたHOYA<7741>の1Q決算でした。HOYAは年初来高値更新です。最近電子機器製造メーカーの波に乗ってます。あ、ファナック<6954>も上方修正してる(営業利益73%増)。

 と、そんなこんなで、今日は保有株が全体的に良くて、今日1日で数ヶ月は生きていけそうな費用は+になりましたが、まあのんびりやっていくタイプなので、夏はじっとしていようと思います。押し目買いにはまだ早い、、、我慢我慢。

 さて、それでは今日はこの辺で。

 

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