【日経展望】5/3-5/7〜GW明け商い薄め?〜

日経展望

 商い薄めというタイトルは先週とまったく同じことを書いている気がします……気のせいではありませんね。4月は日経平均が上がる月と言われてましたが、残念ながら下げました。投資家がAだAだと騒ぐと、いつも裏を書く相場です。不思議なものですね。さて、日経平均株価は小幅ながら4週連続の下げとなっており、先週までの日経平均株価の動きは以下のとおりです。

期間日経平均終値前週比
4/12〜4/1629,683円▼84円
4/19 〜 4/2329,020円▼662円
4/26 〜 4/3028,812円▼208円

 4月30日には東証が4月第3週の主体別売買動向を発表。個人投資家は3週連続で買い越し、+4048億円。海外投資家は2週連続の売越しで−172億円。 

 5月はどうなんでしょうか。連休明けというのは、相場の方向感が読みにくく、おまけに今は日経平均が三角持ち合いとなっており、上か下どちらに動くのかと市場がドキドキしていますが、どちらかというと下に動きそうな気配があります。日足チャートが75日線を割り込んだ形となり、テクニカル的には弱い状況です。今週はGWのため日本市場は5/5水曜日まで休場で、休場明けの6日、7日と軟調な動きとなると見ています。連休明けですから正直私にはどう動くかわかりません。

 私は今後の展望を楽観的に見てまして、4月第4週の終わり値は日経平均29,300円を想定していましたが、実際は28,800円台まで下がってしまいました。5月7日の日経平均について、以下筆者の予想レンジです。

5/3-5/7 日経平均レンジ予想 28,800 〜 29,100円 

 米国市場はワクチン接種の進展から、米国疾病予防管理センター(CDC)は一部の外出にマスク不要とする方針を発表するなど、今後急速な経済持ち直しも予想され、引き続き堅調な動きです。あとは、英国も緩和制限をどんどん進めていますね。本日は実験的に5000人を入れた屋外フェスまで実施しています。日本はワクチンの遅れが意識されているとはいえ、世界から取り残されていて寂しいですね。

 今月は引き続き21年3月期の連結決算が続きます。ここ最近は好決算を発表した後に売られる展開が続いており、決算発表後の材料出尽くしが意識され決算後利益確定の流れが続いています。安川電機の決算から嫌な流れが続きますね。。。さて今週の主な予定です↓。

日程国内米国海外その他
5/3(月)休場、G7外相会合(英)FRB議長講演
5/4(火)休場、G7外相会合米貿易統計豪中銀政策金利
5/5(水)休場、G7外相会合ブラジル中銀政策金利
5/6(木)日銀金融政策決定会合
議事要旨
トルコ中銀政策金利
5/7(金)米国雇用統計中国貿易統計

 日本国内の注目決算としては任天堂、丸紅、AGC、JALあたりでしょうか。いずれも数字は好調なものを出してくると思います。あとはここ最近低迷気味ですが、巣ごもり、ライブ配信、VR、NFTと話題が豊富であるDeNAの通期決算にも期待しています。

 それでは!

 

 

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