東京、大阪、京都，兵庫などの地域で緊急事態宣言発令の公算が高まってきました。ワクチン接種が４月から始まったところですが、変異種拡大で依然新型コロナの収束が見えません。東京は今週末に正式に要請のようなので、実際にスタートするのはGW前というところでしょうか。東京五輪の観客入れを決定する６月までに鎮圧したいところでしょうから、５月中旬までの期限とするのではないかと思います（私見）。
【経済】さて、そんな中、日経株式市場も少しお寒い状況が続いています。昨日は５００円超の下げとなりましたが、本日現在（１２時半過ぎ）で更に６５０円（-2.29%）ほど下げています。ただ私自身は楽観的ですので、２８５００円前後から切り返す動きと見ています。そういえば昨日は日銀のETF購入がなく，本日も後場からの介入が見られない感じです。TOPIX型のETF購入に切り替えしましたが，TOPIXが日経より（今この瞬間は）下がってます。
株式相場は「節分天井・彼岸底」なんて言いますが，５月頭、GW後の市場明けくらいから上昇基調が戻れるでしょう。今回の調整は大きな材料のない中での調整とみています。個別に注目している企業もあり，一部はPERが下がって値頃感も出てきましたが，そのうち紹介していきたいと思います。
【国際】さて昨日、ボアオ・アジアフォーラムでの習近平国家主席による、新冷戦に反対するという基調講演が報じられました。先般の日米首脳会談や昨今のEUのインド太平洋戦略文書の発表を念頭に置いていると思われますが、ウイグルの人権状況等、西側諸国とぶつかる点もあるものの、気候変動問題等、各国が協力しなければならない分野もあり、双方どこまで歩み寄れるのか注目です。
【外交】そんな中行われる気候変動サミットですが、菅総理が発表すると思われる2030年までの温室効果ガス削減目標も注目です。報道によると、2013年比での排出削減目標を現行の26%→45%へ引き上げる方向で検討が進んでいるようです。日本は風力や太陽光分野では欧米に比べて少し出遅れ感がありますが，環境分野に結びつきそうな水素エネルギー，固体電池など技術が優れている企業もあるので官民がうまくシナジー効果をもって目標達成に突き進んでいくことを期待します。ちなみに気候変動サミットは，習近平国家主席が出席することになり，欧米と中国の主導権争いが展開されるかもしれません。
ところで，先ほど報道で菅総理大臣の５月のインド・フィリピン歴訪が取りやめとなった旨報じられました。インドのコロナ感染状況や日本国内の緊急事態宣言？入りを睨んでと思われます。本当に落ち着きませんね。
【日々のネタ】昨日に米国Apple社の新製品発表会が行われました。薄型となったM1チップ搭載のiPad Proや紛失防止タグAirTagなどが発表されました。どの程度のものなんでしょうか。あまりサプライズ感はなかった印象ではありますし，自分が今後お世話になる機会があるのかわかりません。。。
それではまた！
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