5月最終日となる5月31日の日経平均株価は289円安の28860円で取引を終了。先週金曜日の600円高の反動を受けたせいか取引は様子見ムードでした。本日はNY市場が休場なので、それも要因としてあったのかもしれません。商いも薄めで売買代金は2兆2千億円程度でした。今日の主要指標は以下のとおりです。
セクター別騰落率を見てみると、、、、、あ、今日は海運業を除き全てマイナスですね。どぎつい下げは特にありませんが、唯一の上昇が海運の0.17%上昇、下落は不動産で2.17%減でした。日経平均寄与度ランキングではマイナスでソフトバンク<9984>とファーストリテイリング<9983>の2銘柄で約50円程度の押し下げ。一方で上昇の寄与度では、アドバンテスト、東京エレクトロン、安川電機など上昇がありました。レーザーテック<6920>については本日1140円高で、遂に2万円台まできました!
マザーズは微増ですがプラスで引けました。ついについに25日線まで到達して、ここから回復を伺わせる動きです。私のマザーズ銘柄たちも頑張って欲しい。。。。
さて今日で5月の市場が終わったのですが、2013年の黒田・日銀総裁による金融緩和を始めてから日銀によるETF購入が行われなかった月は初めてだそうです。4月もETF買いが行われたのは1日(701億円)だけで、3月の金融政策の点検のあとは、日銀が存在感を薄めていく努力が見えます。日銀の新しい介入基準と噂される「前場のTOPIXの2%下落」もなかなか起きないですし、この調子だと6月も日銀介入があるのか微妙なところです。個人的には日銀の介入は邪魔とすら思っていますから、いいんですけどね。
そして、日銀介入がなくても、大きく下げなくなったというのがポイントでしょうか。今後の日本市場の回復を期待したいところです。あともう一つ景気の良いニュースといえば、アレです。そう、トヨタ自動車<7203>が場中ではありますが、高値9227円を付けて、一時、時価総額が30兆円に到達。嬉しいですね。とはいえ、自己株消却を行っているため、時価総額が少し切り下げられる影響も出ていますが、日本のトップ企業ですから、引き続き頑張って欲しいです。
話は変わりますが、明日6月1日に、オーストラリアのソフトボール代表チームが来日するようです。ホストタウンである群馬県太田市に滞在する予定とのことで、東京オリンピックのために海外から入る最初の代表団になります。これでオリンピックはできないというと目も当てられませんが、関係者の中では今のところ中止シナリオはなく、なんとしてでもやるのでしょう。これから事前合宿で続々海外選手・関係者が入国し、バブル方式で感染を防ぎながら練習に取り組むのでしょうが、大変な環境ながら頑張る選手には頭が下がります。選手たちに非はありませんから、ぜひコロナに負けず、感動を届けてもらいたいです。
さて、それでは今日はNY市場がお休みですから、朝起きてギャーとなることはないでしょう(と祈っています)。現在の日経平均先物は20円高の28990円。明日は反発してくれることを祈りつつ。
それでは!
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