7月27日の日経平均株価は136円高の27,970円で取引終了。28,000円を境に攻防が続く展開で,一日の高値と安値の値幅が150円程度と小さなレンジの間で動きました。マザーズ指数が最近弱い展開で本日はマイナスで取引終了。主要指標は以下のとおりでした。
日経平均 | 27,970.22 | +136.93 | ▲0.5% | |
TOPIX | 1,938.04 | +12.42 | ▲0.6% | |
マザーズ指数 | 1,136.92 | -5.12 | ▼0.4% | |
JASDAQ平均 | 3,995.01 | +10.05 | ▲0.3% | |
東証REIT指数 | 2158.27 | +21.11 | ▲1.0% | |
東証1部出来高 | 9億3896万株 | |||
東証1部売買代金 | 1兆9971億円 | |||
マザーズ売買代金 | 1549億円 |
売買代金はまた2兆円を割り込んでしまいましたが、恐らく市場は夏休みムードですから仕方ないですね。それでも相場全体は強めで、33業種中30業種が上昇しました。上昇率トップは空運業+3.29%で、これに続き非鉄金属+2.09%。下落率トップは海運業でしたが、大きな下げではなく小さな調整(-0.66%)でした。
日本株はまずまずの動きですが、昨日に続いて中国市場が落ち着きません。WSJやロイターなど主要紙で一斉に報じられている中国当局による教育分野等の規制強化を受けてIT関連を中心に大きく値下げ。香港のハンセン指数は昨日の下落に続き本日も885ポイント下落(ー3.3%)とキツい下げでした。日本市場がアジア市場に引きずられなかったのが救いです。。。。
さて、本日もいくつかの企業が4-6月期決算を発表しましたが,市場の注目も高かった信越化学工業<4063>は経常利益1308億円(前年同期比37%増)と良い数字!おまけに年間配当も既存の250円予想から300円に増配でした。
もう一つ筆者的に注目したのは、規模は小さい会社ですが東証一部の住江織物<3501>で、こちらも本日引け後に上方修正を発表。第二四半期累計の経常利益を1.5億円から6.6億円と修正し,4倍超の大きな増益となりました。通期の経常利益も13.5億円→18.6億円と82%の増益になります(なお売上高は据え置きで,連結子会社2社の営業外収益を計上したもの)。最近テレビ東京で特集されたので気になっていた銘柄でした!
日本企業の業績的にはなかなか良いのですが株価は3万円から遠いのは残念ですねー。現在年初の水準とあまり変わらない可哀想な状況です。ソフトバンクGは今日ついにザラ場ですが6千円台に突入してしまいました。筆者は年内の3万円奪還は十分あるシナリオと思っていますが,まだまだ浮上の兆しが見えないところですね。
さて,米国では今晩からFOMCが始まります。今回はドットチャートの開示もありませんし,8月はFOMCもないことから,今回いきなりサプライズなんてないと思っていますが,無事に通過してもらいたいです。あと明日ですが米国ではアップル決算がありますね。
それでは今日はこの辺で!
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