【市況総括】6/18-日経54円安で29000回復ならず/FRBの利上げに神経尖らせる展開/エーザイ一段高へ-

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 6月18日の日経平均株価は54円安の28,964円で取引終了。前場は29,000円台での値動きだったものの、後場に入って下落が一段加速。引け直前で29,000円台から滑り落ちて、先週に続いて29000円の壁に跳ね返される形となりました。今日の主要指標は以下のとおりです。

 18日の市場全体が弱く、FOMC後のNY市場で下げた事もあり、日本市場も終始弱い展開でした。また出来高と売買代金の水準が普段より高く、機関投資家や海外投資家のリバランス等の動きもあったのかもしれません。

 東証一部のセクター別騰落では4業種が上昇、29業種が下落。精密機械を除き、全面安といえるような展開で、下落のトップは海運業でした。ちなみに今日の市場は日経平均よりもTOPIXが大きく下げました(といっても1%も下落していないが)。トヨタ自動車<7203>は397円安とまた9000円台に戻ってきてしまいました。一旦調整でしょうか。一方で、エーザイ<4523>が逆行高の約6%の上昇。会社が発表したブリストル・マイヤーズとの抗体薬物複合体の独占的提携契約の締結が好感されました。契約締結で一時金6億ドルちょいを受け取る他、開発・薬事・販売の段階での目標達成でもそれぞれ収入が発生するようで、先週のアルツハイマーに続いて大きな材料となりました。また、半導体関連は今日は好調で、東京エレクトロン、信越化学、アドバンテストなども上昇。

 マザーズも全体的に軟調でビジョナルやBASEも大きく下げ。あと先日手を出してしまったワンダープラネット<4199>が10%ほど下げて4170円で取引終了。上場時初値の水準まで下げてきてしまいました。VCなどが売り出しているのか、他のIPOにそなえて売りが出ているのかよくわかりませんが、救出できるのはいつになるのか。久しぶりに後悔するような衝動買いをしてしまって、今後の教訓です。とはいえワンプラには一応期待はしていますので、しばらくは保有予定。。。。

 その他の私の保有株は今週は軟調な動きで、数百万円ほど下落してしまいました。特に市場ニュースに影響されるほどの銘柄よりもここ最近は銘柄整理をした関係でバイオ系やマザーズの小型銘柄メインで、大型株は長期保有なのでそこまでダメージは受けていませんが、まあ個人的にはつまらない一週間でした><

 そういえば先日紹介した住友商事<8053>ですが、本日55円安とマイナス材料が特に発表されたわけではありませんが大きく下げました。ちなみに三井物産や丸紅など五大商社は本日全て下げています。住友商事の下げはコモディティ価格が若干落ち着いてきたのが要因と思われ、特に住友商事は資源系の依存度が高めなので、大きく影響を受けたのかと思います。

 住友商事に関して、私は1400円台後半で参入しようと思っていたのですが、今日の日足チャートだと5日線が25日線を下に突き抜けてデッドクロスを形成した形に見え、おまけに下ヒゲがあまりない陰線だったので、もう少し参入は待とうと思います。下限1450円くらいと思ってたのですが、1300円台に突入してもおかしくないように見えます。とはいえ、利回りが5%超えそうで魅力的ですけどね。 

 FOMCの利上げ展望が若干早まっているので、株価が少し下げ基調になった感じが見られ、他方で私はまだ日本市場は楽観的に見ていますから、うまく下がったところで買い増して行こうと思います。

 さて、今週で緊急事態宣言が解除されて、経済活動が戻り始めそうですが、これからオリンピックに向けて活気を取り戻していくことを期待します。イスラエルやアメリカなどではマスクなしでも外出できるようになっていますが、日本でもワクチン接種が進むといいですね。夫の職場は、来週あたりから職域接種を開始するみたいです(私はいつになるのか。。。)。

 それではまた来週!

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