【市況総括】7/14〜日経3日ぶり反落の109円安/Enjinストップ高/米国6月CPIは前年比5.4%〜

市況News

 7月14日の日経平均株価は反落で109円安の28,608円で取引終了。昨晩のNY市場が軟調でしたし、特に今日は市場を揺るがす材料もありませんでしたので、普通の1日でした。マザーズ指数は小幅ながら上昇し、売買代金も普段より高めでした。主要指標は以下のとおりです。

目次

市況感想

 今日の市場ですが、昨日2%ほど上昇したこともあって、若干利益確定の動きが特に前場で顕著だった感じがしました。後場は持ち直して50〜70円安くらいで持ち直したものの結局、109円安でした。東証一部銘柄の騰落は値上がり910、値下がり1177でした。

 昨晩は6月の米国消費者物価指数の発表がありました。前年同期比5.4%上昇、コア指数は4.5%上昇と引き続き市場予想を上回る数値で、発射台の低い前年だけでなく前月比0.9%となりましたが、インフレ懸念がそこまで心配されていない?のかNY市場は大きな下落にはなりませんでした。長期金利は少し上がったようですが。。。強いインフレ圧力は市場も織り込み済みですので、どちらかというとこれから行われるパウエルFRB議長の議会証言のほうが重要かもしれませんね。 

 さて、日本の株式市場に話を戻すと、今日は海運業がガクッと下げました。商船三井、郵船、川崎汽船といった大手は全部3%以上の下げですが、特に材料が出たというよりは最近の値上がりの反動でしょうか。

 マザーズ指数は、わずかに上昇したのですが、個人的に嬉しいのは昨日ちょろっと触れたEnjin<7370>がストップ高したことです。上場したばかりですが、強いですねー。もう少し上昇余地がありそうです。あと昨日発表のあったエムビーエス<1401>も大幅増でした。マザーズ指数全体としては、今日はメルカリやBASEが弱かった事もありますが、早く1200ポイントを回復して欲しいものです。

セリオ<6567>

 筆者はマザーズ銘柄が大好きなので、本日の発表も新興市場に注目していたのですが、子育て支援銘柄として長らく注目しているセリオ<6567>は21年5月期の通期決算を本日引け後に発表。経常利益は前期比105%増の3.4億円とまあ文句なし。おまけに増配発表。ただし、来期経常予想は21%減の2.7億円。うーん、慎重過ぎでしょうか。事業は順調な感じはしますが、マザーズ構成銘柄なら、もうちょっと頑張って成長してよーという感じです。まあ、この会社前回は上方修正をやってるので、最後はそれなりの数字になると期待したいところ。

 一応、こども庁の話もあるし今話題のテーマ株の一つではあると思いますが、今後の成長に期待したいものです。なお本日合わせて24年5月期までの中期計画を発表。24.5月までに売上高82億円→110億円(現行から34%⬆︎)、営業利益3.3億円→5.3億円(現行から58%⬆︎)とのこと。

ワンダープラネット<4199>

 個人的に非常に残念なニュースですが、私が目論見書をしっかり読まずに参入してしまった上場したばかりのワンダープラネット<4199>について。本日引け後に21年8月期3Q決算がありましたが、経常利益の進捗率がわずか46%。一瞬、中間決算期だったっけ?となる数字でした(中間決算でも微妙な数字ですが)。そして密かに新作タイトルの発表とかを期待していましたが今期の発表もなさそうで、下手すると明日はストップ安でしょうか。。。。上場ゴールというような典型例を見てしまいました。れにしても、この状況で積み上がった信用買残40万株。

 通期の会社予想が据え置きされているのが気になりますが4Qで巻き返せる方策はあるのでしょうか。会社の決算説明資料見ると、周年イベント系だけなので、そんなに影響力あるのかよくわかりませんが。。。。。正直既存のIPだけではとても期待できないので、ぜひ頑張って欲しいものです。私の保有株で数少ないマイナス株なので、早く持分救出したいです。。。

 私の長い投資歴で下手すると一番後悔する参入でした。。皆さんもお気をつけて。しっかり資料読みましょうね!(自戒を込めて。。。)

米中会談

 さて、話は飛びまして、ここ最近何かと話題の米中対立ですが、報道では10月のG20首脳会合@ローマでのバイデン政権発足後初となる米中首脳会談も噂されています。そんな中、香港のSouth China Morning Postの報道で、来週にもシャーマン米国国務副長官が中国を訪問し、米中外交当局間での会談が行われると報じられています。今後の首脳会談やそれを見据えたブリンケン国務長官と王毅外務大臣の米中外相会談の調整も行われるのでしょうか。注目です。

 さて、それでは本日はこの辺で。

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